こんにちは。mochioです。
最近サウナブームってよく聞くけど、いつ終わるのよ?
そもそもサウナブームっていつからあるの?
こんなことを考えている方への記事です。
本記事では、生粋のサウナ好きである筆者が、サウナブームについてまとめてみました。
この記事では、
- サウナブームはいつ始まったのか
- 誰がサウナブームを作ったのか
- サウナブームが嫌われる理由
- サウナブームはいつまで続くのか
これらのことが分かります。
それでは本文
サウナブームとは何なのか?
サウナブームはサウナに関心が高まり、サウナを利用する人が増えた現象をいいます。
サウナを利用する人が増えたことによるサウナ需要から、サウナーが喜ぶような魅力的なサウナ施設が増えてきています。
都内であれば、サウナ東京やSAUNA XX が2023年に開業いたしました。
これらの施設は、サウナ特化の施設なので、温浴施設に特徴的なお風呂が少なく、その代わりにサウナが多いことが特徴です。
こういった、サウナ特化の施設が増えてきているのもサウナブームに火が付いたためだと考えられます。
サウナブームが始まったの背景は新型コロナウイルスが始まった2020年から
サウナブームが始まったのは、感覚的には2020年からだと考えます。
この時の日本はなんといっても新型コロナウイルスの流行がありました。
新型コロナウイルスの登場により、健康に対する意識が高まり、サウナの健康的なイメージからも注目されました。
そして、なにかとストレスを受けやすい現代ですので、サウナのリフレッシュ効果も併せて注目されたわけです。
サウナブームを構成している年齢層は20代~30代
サウナブームを構成するのは20~30代の若い世代がメインの年齢層です。
もともとサウナは50代以上のおじさんが利用するイメージでしたが、流行りものに敏感で、行動力のある若い世代がサウナに行くようになることで、サウナが注目され、サウナブームが形成されていったと考えられます。
サウナブームの火付け役は芸能人とインフルエンサー
サウナブームの火付け役として考えられるのは大きく分けて2つあります
- 芸能人
- Youtuber
- メディア
それぞれ説明していきます。
芸能人
芸能人でサウナ好きをアピールしている人を挙げると、
- オリエンタルラジオの藤森慎吾さん
- サバンナ 高橋さん
- Hey! Say! JUMP 有岡大貴
などの人たちが挙げられます。
しかし、サウナ好きを公言していない芸能人の方も多くいますので、
芸能界には広く知れ渡っているものと思います。
Youtuber
サウナブームのきっかけになった人として、インフルエンサーやYoutuberも上げられると思います。
Youtuberで言えば、
- はじめしゃちょー
- 東海オンエア
が有名なところでしょう。
Youtubeの登録者数1000万人を誇るはじめしゃちょーはサウナ好きを公言しており、サウナルーティーンや、サウナ客のマナーについて物申したりと、サウナに関する発信も行っております。
Youtubeの登録者数700万人を超える、愛知県を拠点に活動をしている東海オンエアもサウナに関する発信も多くされています。
このように、20~30代の若い世代がサウナに関する発信を積極的にされていることにより、若者のサウナへ行くという心理的なハードルが下がったこともサウナブームが引き起こされた要因だと考えられます。
メディア
メディアでもサウナに関する発信が最近多くなりました。
日曜日の朝に放送されているシューイチで、サウナに関するコーナーが取り上げられたり、NHKのドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」でサウナについて取り上げられたりと、テレビを通して、サウナについて広く知ることができています。
そしてサウナブームを加速させた理由としてなんといってもテレビ東京のドラマ「サ道」が大きな影響を与えたのは間違いありません。
サ道は、3人の登場人物がそれぞれサウナを楽しむというだけのドラマです。
それが見ていて感動するドラマというものではありませんが、ストレス社会で苦しんでいる人にとってとても気楽に見れるリラックスしたドラマでした。
孤独のグルメに通じるものがあります。
サウナブームが嫌われる理由は3つ!やっぱり人が多すぎる!
しかし、サウナブームに火が付いたことにより、うざいと嫌悪感を持つ人ももちろんいます。
サウナブームについて嫌われる理由としては3つ考えられます。
- 人が多くなって混雑した
- マナーが乱れ、迷惑客が増えた
- サウナでととのうという意識高い感じへの嫌悪感
人が多くなって混雑した
サウナブームが嫌われる理由の一つはなんといっても混雑があります。
もともとサウナが好きでいたひとは、ブームによって人口が増えたことにより、サウナ室に入れない、さらには施設自体に入れないなんてこともあるでしょう。
サウナの聖地と呼ばれる静岡県のしきじでは、もともと地元の人に愛されていたサウナですが、サウナブームによって他県の人が大量に押し寄せることになりました。
私の友人にも古くからのしきじユーザーはいたのですが、「もうあそこには行けない」とおっしゃっていました。
サウナブームにより、もともとサウナを楽しんでいた人たちが追いやられてしまったことが感じられます。
マナーが乱れ、迷惑客が増えた
サウナブームにより、若い人がサウナを楽しむようになった結果、マナーが乱れたことが感じられます。
- サウナから出て、汗を流さないで水風呂に入る
- サウナ室で、汗がびっしょりしみこんだタオルを絞る
- サウナ室内で大声でしゃべる
このような、サウナ好きからしたらあたりまえのマナーも守られなくなってしまい、サウナ好きが思う存分サウナを楽しめなくなってしまったということが考えられます。
サウナでととのうという意識高い感じへの嫌悪感
最後は私もよく感じることなのですが、
サウナはビジネス系のインフルエンサーがもれなく好きなところがあります。
- リラックスできる
- 頭がすっきりする
- 疲労感が取れる
というイメージがあるため、ビジネス系の界隈でも利用する方が多いのが特徴です。
そのため、サウナでととのう=意識高い というイメージがついてしまいました。
ととのうという言葉を使うとそのまま意識高いと連想されてしまうことですね。
意識高い感じに対する嫌悪感がそのままサウナブームに対する嫌悪感へ変わってしまっていると思います。
私も最近はととのうという言葉に意識高い感じがして、積極的に使えなくなってしまいました・・・
サウナブームはいつ終わる?今後のサウナはどう進むのか?
それでは、このサウナブームはいつ終わるのか、データと私の個人的な見解を述べていきたいと思います。
Googleの検索回数から見ると、サウナブームは2023年から落ち着いてきている
Googleで「サウナ」と検索された回数から見ると、サウナブームは2021年初めから急激に上昇しています。
しかし、2023年現在の検索回数は、上下はあるものの横ばいに推移しています。
ここから分かることは、サウナブームは安定しているということです。
2023年5月から、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが2類から5類へと移行しました。
一人で楽しむものから複数人で楽しむものへと嗜好が変わっていったことにより、サウナ以外の楽しみが増えたことだと考えております。
しかし、検索回数が減っているのではなく、横ばいというところからも、サウナへの根強い人気がうかがえます。
2024年以降は、加熱したサウナブームも落ち着いていき、サウナ人口は増えず、サウナブームでサウナ好きとなった人が残っていくと予想します。
今後のサウナはサウナ×○○が流行っていく!
最後に私が考える今後のサウナは「サウナ×○○」が人気になると思います。
サウナがいくら奥深いものとしても基本は「サウナ→水風呂→外気浴」というセットは崩れません。
そこで次に考えるのはサウナと何かを掛け合わせることが人気になっていくと思います。
サウナ×コワーキングスペース
実際に2023年12月に東京吉祥寺駅にサウナとコワーキングスペースが組み合わされた
MONSTER WORK&SAUNAがオープンいたします。
皆さまからのDMやコメント大歓迎でございます!!
— MONSTER WORK&SAUNA (@Monster_sauna) October 11, 2023
「吉祥寺をもっと盛り上げたい。」
「サウナをもっと盛り上げたい。」
そんな皆さまからの熱いメッセージお待ちしております!
↓プレスリリースをまだご覧になっていない方はこちらから!https://t.co/EO3VSY0gtf#サウナ #サウナイキタイ #東京…
サウナ後の頭すっきりする効果とコワーキングスペースは親和性が高いと思いますので、これから人気が出るサウナでしょう。
東京行ったら絶対に行く
サウナ×おひとり様時間
また「サウナ×おひとり様時間」というところも考えられます。
おひとり様時間をもっと充実にするために、一人用サウナや会員制サウナが今後もっと増えていくと予想します。
サウナ好きの芸能人のオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが監修し、ビジネス系インフルエンサーのマコなり社長が経営する完全会員制のサウナもオープンいたしました。
◆月刊商店建築2023年9月号発売中◆
— 商店建築 (@shotenkenchiku) September 12, 2023
保存版!サウナ大特集
“サウナ愛”を設計に落とし込む
〈個室サウナ〉
「BAR SAUNA」バーサウナ(代官山)
設計:ANEU 小坂井裕司
経営・運営:サウナホリック 代表 真子就有
サウナプロデュース:藤森慎吾 pic.twitter.com/BGz3202Epf
このように今後はサウナだけでなく、完全会員生で高級感を高めたり、コワーキングスペースと組み合わせたりするような、より細分化されたサウナ施設が登場してくることでしょう。
最後に 真のサウナ好きはブームに流されず続けていく
真のサウナ好きは、テレビで紹介されていたとか、インフルエンサーが行っていたとかではなく「サウナが好き」だから入っていくと思います。
現に私自身もここ数年で住む場所を変えてきてましたが、まず調べるのはサウナの場所でした。
サウナに入ったときの心地よさが癖になっているんですよね。
私のような人が今後もサウナを続けていくのでしょう。
たぶん生きているうちにまたサウナブームが来るのだと感じています。
以上、mochioでした。