こんにちは。mochioです。
コンパクト財布のエムピウのミッレフォッリエが気になるんだけど、使いづらくないのかなぁ?
デメリットも知って購入を検討したいな
こんなことを考えている方へ向けての記事です。
2021年2月、私はコンパクト財布のミッレフォッリエを購入しました。購入から3年経過して分かった、悪かったところについてレビューします。
ミッレフォッリエには悪かったところも多少ありますが、革のエイジングを楽しむ財布としては楽しめる財布です。
では、詳しくその理由について紹介していきます。
私のミッレフォッリエの使用履歴
レビュー前に私が使ってきたミッレフォッリエについて紹介します。
ミッレフォッリエに入れているもの
- カード13枚
- お札10枚以内
- 小銭10枚前後
を入れて普段使用しています。
財布として利用するには全く問題ない収納量です。
使用頻度
ミッレフォッリエは毎日持ち歩いており、カバンのなかに常に入れています。
ポケットに入れて持ち運ぶことはありません。
ポケットに入れると歩きづらいです。
それでは、ミッレフォッリエの使用レビューについて書いていきます。
ミッレフォッリエの悪かったところ
それでは次にミッレフォッリエの悪かったところについて書いていきます。
- 札入れにお札を入れるのに一苦労
- カード収納の視認性が悪い
- レシートが収納できない
- 小銭入れのボタン部分が悪くなり小銭をばらまいてしまう
- 使い始めは革が硬い
- 厚いのでズボンのポケットや上着の内ポケットに入れるのは不向き
- デザインがカジュアルすぎてフォーマルに使用できない
- 価格が高い
ひとつずつ解説していきます。
札入れにお札を入れるのに一苦労
ミッレフォッリエの札入れは一癖あり、小銭入れの裏の部分にお札をさして使います。
レジでお札をもらうと・・・
- お札を、小銭入れの裏にさす
- 札留めで留める。
- 財布を閉める。
と、財布をカバンにしまうまで3工程あります。
レジで自分の後ろに人が並んでいるとき、この動作をスムーズにできずにもたもたしていると後ろの方に申し訳なくなります。
カード収納の視認性が悪い
ミッレフォッリエのカードポケットは2枚の仕切りで仕切られた部屋で作られています。
各部屋にそれぞれ6枚程度のカードを収納でき、カード収納の容量が多いことが特徴です。
しかしカードを束で収納しているので、そこから1枚のカードを取り出すのは視認性が悪いため時間がかかります。
- カード収納の部屋からカードをまとめて取り出す
- カードの束から1枚のカードを取り出す
- カードをしまう
ある特定のカードを取り出すにはこのような手順を踏むため、少しめんどくさいです。
ここから1枚のカードを取り出すのは結構難しい・・・
レシートが収納できない
昨今、家計簿アプリが発達しているため、レシートを持ち帰ることも少なくありません。
ミッレフォッリエは長財布と違い、レシートの収納ができません。
どうしてもレシートを収納したい場合は、一回折りたたんで、カード収納に入れないといけません。
札留め部分にレシートを挟むこともできますが、見栄えが悪すぎます。
小銭入れのボタン部分が悪くなり小銭をばらまいてしまう
小銭入れの視認性は高いのですが、小銭入れを留めているボタンは時間が経つと弱ってしまいます。
ボタンが弱ってしまうと、財布を開けた拍子に小銭入れが開いてしまいます。
ミッレフォッリエを使っていて、一番はじめにへたってしまうのは、小勢入れのボタンでしょう。
私は3年使って、2回ほど小銭をばらまいてしまいました。
使い始めは革が硬い
ミッレフォッリエは、丈夫な牛革を使用しているため、使い始めは非常に硬いです。
使い込むうちに柔らかくなってはきますが、革のギボシ部分を留めるのには最初は両手を使って留める必要があります。
半年くらい使用していくと、片手で開け閉めできるようになりますが、それまでは辛抱が必要です。
厚いのでズボンのポケットや上着の内ポケットに入れるのは不向き
ミッレフォッリエは通常の使用状況だと、3cmほどの厚さがあります。
3cmの厚さは、ズボンの後ろポケットに入れた場合、椅子に座りづらく、前ポケットに入れた場合歩きづらいです。
また、上着のポケットに入れるとシルエットが崩れます。
カバンに入れて財布を持ち歩くことが多くなりますので、いざ必要なときにサッと出すことはできません。
通常使用で100円玉くらいの厚さをしています。
デザインがカジュアルすぎてフォーマルに使用できない
ミッレフォッリエは、ビジネスや冠婚葬祭のフォーマルな場には向いていません。
財布には見えないカジュアルなデザインと色のミッレフォッリエはスーツには似合いません。
私は、会社の上司や取引先の方との場で、ミッレフォッリエを出すのは少し恥ずかしく思いました。
休日や普段使いであれば存分に使うんだけどね。
ダサいかダサくないかは個人の感想ですが、フォーマルにふさわしいかどうかで考えると、恥ずかしい思いをするかもしれません。
学生であれば気兼ねなく使えると思いますが、社会人が使うとなると注意が必要です。
価格が高い
ミッレフォッリエは定価で20000円弱で購入することができません。
品薄で、購入するには抽選に当たらないと行けず、さらには転売も横行し、定価で手に入れることができません。
ミッレフォッリエをまねた財布が流通していることも特徴です。
以上が使ってよくなかったところです。
ミッレフォッリエの良かったところ
ミッレフォッリエの良かったところは3つあります。
- 札留めのカードの出し入れがスムーズ
- 小銭の視認性がとても高い
- 革のエイジングを楽しめる
札留めのカードの出し入れがスムーズ
ミッレフォッリエのカードの出し入れはとてもスムーズにできます。
特に札留めに使っている部分のカード入れがとても使いやすいです。
この部分に一番使いやすいクレジットカードを入れておくと、会計もスムーズにすることができます。
じゃばら状に作られている3つのカード入れの部分も容量が多く使いやすいです。
3つのポケットには、免許証や保険証といった身分証明類、キャッシュカード類、ポイントカード類と3種類を使い分けて使用しています。
小銭入れの視認性がとても高い
ミッレフォッリエの小銭入れの視認性はとても高いです。
普通の長財布ですと、小銭は縦に入っているので見づらいですが、
ミッレフォッリエの小銭は、面で小銭を確認できるので、一目瞭然です。
100円玉と50円玉も簡単に見分けられる!
革のエイジングを楽しめる
ミッレフォッリエは一枚の牛革をふんだんに使ったコンパクト財布です。
そのため、使用するにつれて革のエイジングを楽しむことができます。
私が3年使用したところのエイジングの変化としては
- 革の色が鮮やかな色から深みのある色へ変化した
- 革の表面にツヤが出て、光沢のある見た目になった
- 革が柔らかくなり手になじむようになった
- 真鍮製のギボシに輝くような光沢が出た
まとめ ミッレフォッリエは使いにくいところはあるけど魅力的な財布です
ミッレフォッリエを3年使ってみた結果、マイナスポイントは多少ありますが、3年で革のエイジングを十分楽しむことができる財布でした。
僕としては革の美しさが使いにくい点を払拭するくらい魅力的な財布だと思います。
エイジングについても今後レビューしていきますね。
以上、mochioでした。