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【法廷占拠 爆弾2】前作を超えるか?ちょいネタバレ感想【★2.8】

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こんにちは。mochioです。

今回は、呉勝浩氏の「法廷占拠 爆弾2」を読みましたので、ちょいネタバレありで感想とおすすめ度について書いていきます。

おすすめ度は★2.8
前作を超えられなかった印象です。

それでは本文

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目次

法廷占拠 爆弾2の概要

法廷占拠 爆弾2は、このミステリーがすごい!2023年版 国内編第1位を受賞した「爆弾」の正当な続編の作品です。

あらすじ

東京地方裁判所、104号法廷。

史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。

「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」前代未聞の籠城事件が発生した。

スズキタゴサクも巻き込んだ、警察とテロリストの戦いが再び始まる!

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本書の見どころ

・テロリストvs.警察の頭脳戦

・前作の爆弾魔スズキタゴサクが状況をかきまわしていく

法廷占拠 爆弾2のおすすめ度は★2.8です。

おすすめ度は以下の基準で決めています。

おすすめ度の基準
★5

絶対に読め

★4

優先的に読め

★3

時間があれば読め

★2

読まなくてもよい

★1

時間の無駄

私の主観で考えているため、面白い本が★5とは限りません。

mochio

人が死ぬ描写のある作品は苦手なので、面白くても★は低くなってしまいます。

前作を超えなかったなぁ…… シリーズ化しそうな雰囲気だから続きに期待。 ぜひともスズキと類家のやりとりをもう一度みたいですね!

https://bookmeter.com/books/22042360

前作を超えていなかった印象

今作を理解しながら読むためには、前作「爆弾」を読む必要があるでしょう。

しかし今作は、前作のおもしろさは超えていない印象をもちました。

というのも前作の良さを生かし切れていなかったと思います。

前作「爆弾」の良かったところ
  • 取調室で行わわれるスズキタゴサクと警察の頭脳戦
  • 取調室外で行われる爆弾の追跡

取調室の内外で起きる、「静」と「動」が絡み合ってスリリングな作品となっており、場面転換が多く、ドキドキしながらページをめくり、読むのが止まらない作品でした。

今作「法廷占拠 爆弾2」は、法廷内でテロリストとカメラ越しで行うという、場面転換も少ないため、前作ほどのスリルを味わうことができませんでした。

mochio

ちなみに爆弾のおすすめ度は★4.4です。

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スズキタゴサクと類家のやりとりが欲しかった

前作で盛り上がった、スズキタゴサクと類家の取調室でのやりとりのような頭脳戦は今回はありません。

類家は登場しますが、第一線で戦うことはありません。

そのためか、前作のような頭脳戦を期待して読むと少し拍子抜けしてしまいます。

シリーズ化するかも・・・?

注意!ネタバレを含みます。

今作では、裁判中のスズキタゴサクは、警察の手から逃れて行方不明となりました。

そのため、今後「爆弾」がシリーズ化することも十分に考えられます。

スズキタゴサクと類家が今度は向かい合って対決してほしいと思います。

それにつなげるための今作なのかなぁと思い、おすすめ度は少し低めです。

以上!mochioでした!

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この記事を書いた人

mochioのアバター mochio 社会人ブロガー

国公立の大学院修了後、町の工場へ就職した30歳の社会人。
大学での研究生活が縛りに縛られていたため、社会人になってからは興味を持ったものにはすぐに飛びつくようなる。
現在はサウナと読書が生きがい。
当ブログは、日常にあるものをちょこちょことレビューしていくブログです。

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