こんにちは。mochioです。
今回は、我孫子武丸氏の殺戮にいたる病を読みましたので、ネタバレなしで感想とおすすめ度について書いていきます。
おすすめ度は★3.2
とても面白いが、人を選ぶ作品のため、無暗におすすめできない・・・
それでは本文
殺戮にいたる病の概要
殺戮にいたる病は、1992年に発売された我孫子武丸氏の本です。
最近はひろゆきのおすすめ本ということもあり、注目を集めていました。
あらすじ
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 (講談社文庫)
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本書のポイント
- プロローグの時点で犯人は「蒲生稔」と明かされている
- 蒲生稔・母の雅子・引退した警察官の樋口の3視点で進む内容
- 最終的にはどんでん返しで驚かされる内容
2度読むことでさらに楽しめる作品となっています。
本書のおすすめ度は★3.2
殺戮にいたる病のおすすめ度は★3.2です。
おすすめ度は以下の基準で決めています。
- ★5
-
絶対に読め
- ★4
-
優先的に読め
- ★3
-
時間があれば読め
- ★2
-
読まなくてもよい
- ★1
-
時間の無駄
私の主観で考えているため、面白い本が★5とは限りません。
人が死ぬ描写のある作品は苦手なので、面白くても★は低くなってしまいます。
あまりおすすめできない
本書はとても面白いです。ひろゆきがおすすめって言ってたぐらい面白いです。
ですが私としてはおすすめできません。
なぜなら犯人の蒲生稔はサイコキラーだからです。
〇体と〇〇〇してそのあと〇〇して持ち帰って〇〇〇〇する。
私自身も書きたくないような内容をやってのけます。
私も読んでいた時は終始、体が強張っていました。
ミステリー好きな方にとっては、グロさを我慢して読む価値は十分にあります。
何といっても描写がグロい
参考文献として、人体の解体について解説した本が掲載されておりました。
作者はその部分もきちんと描写しようという執念を感じます。
〇人シーンは読み飛ばすか、流し読みでもOKだと思います。
ラスト1行で驚かされる
何といってもこの本の魅力はどんでん返しです。
2度読むとその、仕掛けに驚かされますが、1度読んだだけではその仕掛けに気づかないでしょう。
だってグロいんだもん
描写のグロさによって、どんでん返しの仕掛けに気づかせないような工夫がされていました。
ラスト1行を読んだ私の反応
・・・ん?
・・・どういうこと?
(前のページペラペラ)
・・・
・・・
うわーーーそういうことか!!
おもしれぇぇぇぇ!!!
面白れぇって言ってます(笑)
ですが、もう一度言いましょう。
おすすめできない。
以上!mochioでした!