こんにちは。mochioです。
転職エージェントってやばいから辞めといたほうがいいっていう噂を聞いたんだけど、実際はどうなんだろう?
転職エージェントを利用して転職した人の話について聞いてみたい
こんなことを考えているかたにおすすめの記事です。
マイナビの調査によると、2016年から2023年で1年における転職率の高さが2倍になっており、転職がより身近になった事態となっております。
また、ひとえに転職活動といっても、その活動方法は多岐にわたっています。
- ハローワークを通じて求人に応募
- リクナビ・マイナビといった転職サイトを通じて応募
- 企業のHPから直接応募
- 転職エージェントを利用して応募
いっぱいあってどうすればいいのか分からないよ・・・
そもそも僕にはスキルも経験も少ないから、どうやって転職活動をすればいいか分からないよ・・・
こういった方にも転職エージェントをおすすめします。
しかし、「転職エージェント」と検索すると、検索の予測に「やめとけ」という言葉も出てきます。
そこで今記事では、2度の転職で転職エージェントを使った私が、転職エージェントを使うメリット・デメリット、そして使う際のポイントをリアルな目線で語っていきます。
それでは、本文
転職エージェントの使い方の流れ
それでは、まず最初に転職エージェントの使い方の流れについて説明いたします。
転職エージェントの使い方は、大きく分けて以下の流れになります。
- 興味のある転職エージェントのウェブサイトから登録
- 氏名、年齢、住所などの基本情報に加え、希望する職種、業界、年収など、求める条件を詳しく入力します。
- 過去の職務経歴やスキル、転職理由なども詳細に記入することで、より自分に合った求人を紹介してもらえます
ここでいう転職エージェントは、ネットから探して自分に合った転職エージェントを利用しましょう。
- 登録後、キャリアアドバイザーから連絡があり、面談の日程を調整します。
- 面談では、あなたのキャリアプランや希望条件について、詳しくヒアリングされます。
- あなたの強みや弱み、経験などを分析し、最適な求人を提案してくれます。
- この際に、疑問点や不安な点があれば、何でも相談しましょう。
- キャリアアドバイザーから、あなたの希望条件に合った求人が紹介されます。
- 求人内容をよく確認し、応募したい求人を選んでください。
- 面接対策や書類作成のサポートも受けられます。
- 企業との面接の日程調整は、多くの場合、転職エージェントが行います。
- 面接対策として、模擬面接を受けることも可能です。
- 面接後には、キャリアアドバイザーからフィードバックをもらえます。
面接にはキャリアアドバイザーも同席したりする場合もあります。
面接後のフィードバックでは、なぜ選考を通過できなかったのか、もしくは通過できたのかの理由をフィードバックしてくれるので、次の選考への対策とすることができます。
- 転職エージェントを通じて内定の連絡が来ます。入社手続きを進めます。
- 給与交渉や退職手続きなど、必要に応じてサポートしてもらえます。
- 入社後も、何か困ったことがあれば、相談することができます。
給与交渉は転職エージェント経由では行われないことのほうが多いです。
面接の段階できっちりと給与交渉をあなた自身で行いましょう。
入社後についても、困ったことがあれば転職エージェントに相談することもでき、エージェントを通じて、企業の人事にとりあってもらうこともできます。
以上が転職エージェントを使った時の流れになります。
連絡方法
転職エージェントとの連絡方法はそれぞれ
- オンライン会議(ZOOM、Teams、GoogleMeetのいずれか)
-
初回面談に使用されます。
- 電話
-
選考の通過・落選など、緊急性の高い内容に使用されます。
- メール
-
日程調整の連絡など緊急性の低い内容に使用されます。
以上の3点を利用することになります。対面で転職エージェントと会話をすることはありません。
転職エージェントを使うときの3つのポイント
それでは実際に転職エージェントを利用するときのポイントについて3つ紹介します。
- 転職エージェントは複数社登録しよう
- きっぱりと断る勇気を持とう
- 連絡が来なくなることも頭に入れておこう
転職エージェントは複数社登録しよう
転職エージェントは複数社登録することをおすすめします。
と、いうのも
- エージェント会社によって紹介求人が異なる
- 転職エージェントとの相性が悪かった時のリスクヘッジ
- 転職エージェントとの相性というと、
- 業界に関する知識が乏しい。
- 連絡をすぐに返してくれない
ということが考えられます。
私の実体験として、いかにも新卒で転職エージェントになりました!みたいな人に対応していただいたことがあります。
業界の知識も乏しく、私が詳しく説明しないと理解してくれないこともあり、時間がもったいなく感じることがありました。
きっぱりと断る勇気を持とう
転職エージェントは、求職者が企業に入社することで、企業から委託費をもらうことで売り上げをあげています。
そのため、転職エージェントは、何としてでも企業に入社させようと必死です。
希望の職種・年収・勤務地など、譲れない部分があるにもかかわらず、それを無視した企業を進めてくることも大いにありえます。
とりあえず応募してしまうようなことがあると、転職エージェントも必死に入社させようとしてくるのです。
転職エージェントがやばい・辞めといたほうがいいという理由の一つです。
そのため、自分の希望と異なる企業を紹介されても、きちんと断る勇気を持ちましょう。
連絡が来なくなることも頭に入れておこう
転職エージェントはあなた以外の人も対応していることを忘れてはいけません。
希望する求人を転職エージェントが見つけられない場合、そのまま連絡がこないこともしばしばあります。
ごめんなさい。あなたの希望する求人を見つけることがちょっと厳しいです・・・
引き続き探してはみますが、希望する幅をもう少し広げてはいかがでしょうか?
こういった質問に対してNOという返事をすると、そのまま連絡が来なくなります。(実体験)
このような場合は1週間くらい待った後に次の転職エージェントに切り替えることをおすすめします。
転職エージェントを利用するメリット
それでは転職エージェントを利用するメリットについて書いていきます。
- 求人を捜す手間を省けて時短になる
- 業界・会社についての知識を教えてくれる
- 面接対策に対応してくれる
- 伝えにくいことを応募先にあらかじめ伝えてくれる
- 入社後もサポートしてくれる
求人を捜す手間を省けて時短になる
転職エージェントでは、あなたの希望する求人を詳細に伝えることで、メールや電話を通じて紹介してくれます。
応募しますと連絡すれば、すぐに企業に応募してもらうことができ、面倒な作業もなく選考を進めてくれます。
通常の転職先を探す場合は、転職サイトを通じて自分で求人を探すことが必要です。
しかし転職エージェントを利用すると、あなたにあった求人を紹介してくれるので、日中は会社で働き、夜は子育てなど、時間のない人にとっても効率的に転職活動を進めることができます。
業界・会社についての知識を教えてくれる
業界に詳しい転職エージェントの場合、その業界や会社の特徴について、応募前に知らせてくれることが多いです。
似たような会社であっても、社風が異なるということを教えてもらいましたので、どっちの会社を志望度を高くしようと思った時に、役に立つ知識を転職エージェントは教えてくれます。
面接対策に対応してくれる
面接対策をしてくれることも、転職エージェントを利用するメリットです。
模擬面接をしてくれる場合もありますが、それは自分からもお願いしないと対応してくれない場合が多いです。
それよりも、面接に入る前に、面接官についての情報や、聞かれる質問、これまでに選考を通過した人・落選した人の特徴を教えてくれることが多いです。
これは、転職エージェントを利用しないで転職活動を進める人に知りえない情報のため、転職エージェントを利用するメリットの一つであることは間違いありません。
伝えにくいことを応募先にあらかじめ伝えてくれる
転職エージェントは、あなたの既往歴・転職理由・希望年収など、企業の人事に直接伝えにくい内容を応募先へあらかじめ伝えてくれます。
転職エージェントでワンクッションはさむことで、心理的な負担も軽減することができるのです。
面接では、転職エージェントがあらかじめ伝えていたことを踏まえたうえでの質問をしてくれますので、面接もスムーズに進行させることができます。
私は、適応障害で前職を休職し、そのまま退職していたことを転職エージェントを通じてあらかじめ企業に知らせていたので、そのことを踏まえたうえで、面接を行っていただきました。
もちろん、面接で詳細を伝えることにはなりますが、自分から言い出すのと、企業が知ったうえで面接に臨むのでは、気持ちの楽さは雲泥の差でした。
転職エージェントを使うデメリット
もちろん、転職エージェントを使うデメリットもありますので、紹介していきます。
- 希望する求人から離れた求人を紹介してくる
- ごり押してくる
- 転職エージェントに見切られると連絡が来なくなる
希望する求人から離れた求人を紹介してくる
転職エージェントは希望する求人から離れた求人を紹介してきます。
たとえば・・・
- 年収が希望額に達していない
- 営業は応募しないといっていても、営業を紹介してくる
こんなかんじです。
エージェント側も商売ですので、どこでもいいから入社させたいという気持ちも多少透けて見えてくる時があります。
きちんと断る勇気を持つことが転職エージェントとつきあう上で大切なことです。
ごり押してくる
転職エージェントを通じて内定をもらった場合、入社させようとごり押しがすさまじいです。
もっといい条件を探したいと言っても聞き入れずごり押してきます。
志望度が低いのに選考を受けてしまうとこのようなことがありますので、取捨選択は大切に行いましょう。
転職エージェントに見切られると連絡が来なくなる
あなたが希望する条件に合う求人が見つからず、もう少し条件の幅を広くして探してもらって紹介された求人についても断り続けると、連絡が急に来なくなります。
急にです。
もう少し、求人を探してみますね。という言葉を残して・・・
急に連絡が来なくなると、腹ただしく思いますので、急に連絡が来なくなることもあるんだなと、事前に頭に入れておけば、無駄に怒ることもなくなるでしょう。
転職エージェント側に「こいつどこも受ける気がないな」と思われると連絡が来なくなるので注意しましょう。
まとめ「転職エージェントとは上手に付き合え」
以上が、私の経験をもとに書いた、転職エージェントを利用するポイント・メリット・デメリットでした。
頭に入れておいてほしいのは、転職エージェントはビジネスであり、あなたのことを何でもやってくれるお母さんではありません。
利用するところは利用し、切り捨てるところは切り捨てる気持ちで転職エージェントと付き合いましょう。
上手につきあうことができれば、あなたの転職活動は効率的に、そして好条件の転職先が見つかることでしょう!
わたしもこれまで2回転職しましたが、総じて転職エージェントを利用してよかったと思っています。
(私の最後の判断ミスで転職を繰り返してしまいましたが・・・)
以上!mochioでした!