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 QC検定2級いきなり合格の秘訣|おすすめの教材はテキストじゃなくてYoutube!?

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こんにちは。mochioです。

と、いうことで2023年9月に実施した第36回のQC検定2級に合格いたしました。

一時期勉強につまづき、挫折しそうになったのですが、何とかなりました。

と、いうことで今記事では、私がQC検定2級を受験した結果と、おすすめの教材について解説いたします。

\QC検定3級の独学が厳しい方には/

目次

QC検定とは、品質管理の基本的な知識を問う筆記試験

グラフと人のイラスト【線画+塗り】

QC検定とは、メーカーの品質管理に関する知識をどの程度持っているか知識を問う筆記試験です。

QC検定は、年2回(3月・9月)の試験が実施されており、1級から4級までの4段階のレベルが設定されており、企業人・学生などのキャリアアップ実現を支援しています。

 QC検定に合格することで、品質管理に関する知識を証明することができます。

QC検定2級は品質管理に関わるリーダーやスタッフを対象とするレベル

「QC検定2級」は、品質管理の基本的な知識を問う筆記試験です。

 この資格は、品質管理に関わる部署のリーダーや管理職、スタッフなどが対象であり、一般的な職場で発生する品質に関連した問題をQC七つ道具・新QC七つ道具などの統計的手法を活用して、基本的な管理・改善活動を自身が中心となって実施できるレベルです。

 QC検定2級の合格率は例年20〜40%程度であり、難易度は比較的「難しい部類」に入る資格です。

試験会場は公表されておらず、受検票で通知されます。

QC検定2級の内容は「手法」と「実践」の2分野

QC検定の内容は「手法分野」と「実践分野」の2種類に分かれていて、

それぞれ50%以上の正答率と、総合で70%以上の正答率で合格になります。

  • QC 的ものの見方・考え方
  • 品質の概念
  • 管理の方法
  • 品質保証:新製品開発【定義と基本的な考え方】
  • 品質保証:プロセス保証【定義と基本的な考え方】
  • 品質経営の要素:方針管理
  • 品質経営の要素:機能別管理【言葉として】
  • 品質経営の要素:日常管理
  • 品質経営の要素:標準化【定義と基本的な考え方】
  • 品質経営の要素:小集団活動
  • 品質経営の要素:人材育成【定義と基本的な考え方】
  • 品質経営の要素:診断・監査【定義と基本的な考え方】
  • 品質経営の要素:品質マネジメントシステム【定義と基本的な考え方】
  • 倫理・社会的責任【言葉として】
  • 品質管理周辺の実践活動【言葉として】

手法分野は、電卓を使った計算問題が中心で、おおよそ大学1,2年生の統計分野が内容です。

実践分野は企業活動における品質に関する語句の問題がメインとなっています。

QC検定2級いきなり合格した筆者の状況は・・・・

2023年9月 第36回 QC検定2級に合格した僕の状況を紹介します。

QC検定はこれまで3級は受けておらず、いきなり2級の受験でした。

いきなり2級を受けた理由は、3級の参考書をパラパラめくった時に、暗記科目が多く、勉強時間を確保すればできそうという印象を持ったからです。

どうせやるのであれば、多少の負荷をかけて身になることをしたいと思ったので、いきなり2級を受けました。

私の会社でも多くの人が受けましたが、合格したのは20%程度。

そのなかで合格するというのは優越感が半端なかったです。

勉強の途中で挫折しかけたこともありました

実際に勉強してみると、その内容の難しさ、理解のしづらさから挫折してしまいそうになりました。

以下の記事で詳しく述べています。

QC検定2級を受験したときの正答率は7割でギリギリ合格!

僕が合格したときの正答率は、

  • 手法分野 5~6割
  • 実践分野 9割以上

で、合計7割以上の正解率でした。

テスト時に回答をメモしていなかったので、ざっくりとした自己採点結果になっています。

QC検定2級に合格したときの勉強時間は50~100時間くらいでした。

QC検定2級に必要な勉強時間は、いろんなサイトを調べてみてもまちまちで、大体100~200時間くらいの勉強時間です。

私の場合、1日0時間~3時間くらいを3か月続けましたので、おそらく50~100時間くらいの勉強時間で合格できました。

QC検定2級の合格者が明かす勉強法のポイント

電球マークのイラスト

それでは、QC検定2級を合格した僕が教える、勉強法のポイントを解説していきます。

私は、QC検定2級に合格するのに大事なことはこの3点にあると考えます。

  • テキスト・過去問を使って出題範囲の把握
  • 優先順位の決定
  • 参考書や教材の選び方

それぞれ解説していきます。

テキスト・過去問を使って出題範囲の把握

QC検定2級に限らず、どの資格試験を勉強するにも大事なのは「テキスト・過去問を使って出題範囲の把握」をすることです。

大まかにテキストや過去問を読んで、試験にはどれくらいの知識が求められており、そして自分はどのくらいできるのかという「現段階の自分の立ち位置」を把握することがもっとも大切です。

現在の自分の立ち位置から合格というゴールまでの間を逆算して何をしていくべきなのかを知り、そこから計画=優先順位を決めていきます。

優先順位の決定

現在の立ち位置から、ゴールまでの距離が分かったら次は、勉強の優先順位を決めます。

どのくらいの時間を使って、それぞれの分野を勉強していくかを決めることですね。

私の場合QC検定2級の勉強には、統計の勉強が必要不可欠なので、そこに多数の時間を割くようにしました。

しかし、どうしても統計で躓いてしまうと思ったので、得点源である実践分野の暗記系はなるべく高得点をとれるように勉強しました。

すべての単元を同じくらい勉強するということはあきらめ、得点取れそうなところに時間をかけ、難しそうなところは、後回しという手法を取りました。

参考書や教材の選び方

QC検定2級に関しては、参考書や教材の選び方は重要です。

私は本屋に行って参考書や教材をいろいろ見て回りましたが、正直どれをみてもよくわからない印象をもちました。

特に統計の分野に関しては、全く何を言っているか分かりませんでした。

そのため、教材選びに関しては、実際に本屋に行き、参考書を手に取って中身を確認してから選ぶことをおすすめします。

mochio

教材については、次の章で詳しく解説するよ。

私が勉強に実際に使った教材とその評価

それでは、実際に私がQC検定2級までに使った教材について紹介します。

ただ紹介するだけでは、意味がないので、実際に僕が使ってみて役に立ったかどうかについての評価も書いていきますね。

  • 必須 : 過去問題で学ぶQC検定2級
  • 実践分野で推奨 :ユーキャンのQC検定2級 30日で完成! 合格テキスト&問題集
  • 統計が初めての人には : 完全独習統計学入門
  • 手法分野で必須 : データサイエンスLab.
  • 手法分野で推奨 : QCプラネッツ
  • 模擬問題をこなすのに最適 : QCとらのまき

それぞれ解説していきます。

必須 : 過去問題で学ぶQC検定2級

まずは過去問。

4,000円近くする高値ですが、これがないと何も始まりません。

試験直前に練習として解くのはもちろんのこと、これからQC検定を受けようとする人が、自分の立ち位置とゴールを知るために必要です。

実践分野で推奨 :ユーキャンのQC検定2級 30日で完成! 合格テキスト&問題集

続いてはテキスト。

私は、ユーキャンのQC検定2級 30日で完成! 合格テキスト&問題集を購入しました。

この本は、テキストと問題集が収録されているので、お得だと思って購入しました。

しかし、この本では統計手法を攻略するのは無理です。理解できません。

問題も十分な量があるわけではないので、おすすめできません。

しかし、QC検定2級の暗記系の実践分野についてはこの本と過去問のみで勉強し、9割正解ことができました。

それがこの本でよかったところです。

実践分野専用の本として使用するが良いです。

統計が初めての人には : 完全独習統計学入門

困っている人

QC検定受けようと思ってるんだけど、これまで統計なんてやったことなかったよ・・・

こんな人には「完全独習 統計学入門」をおすすめします。

私もこれまで統計学なんて全く触ったことがありませんでした。

「標準偏差?なにそれ?」ってレベルです。

そんな人が、QC検定のテキストなんか見ると、記号だらけで酔います。

記号アレルギーの僕がまず統計学に慣れようという気持ちでこの本を読みました。

この本を読むと、統計学に対するアレルギー反応がなくなり、以降の教材に関しても理解できるようになっていきます。

私はこの本を読んだことが、QC検定2級の勉強の中で一番ためになりました。

この本を勉強の入り口にすることをお勧めします。

手法分野で必須 : データサイエンスLab.

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