「愛なき世界」(三浦しをん)のあらすじと感想|つまらない?おすすめ度【★3.8】

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こんにちは。mochioです。

困っている人

「愛なき世界」ってどんな話?恋愛小説なの?
つまらないって声も見かけるけど、実際に読んだ人の感想が知りたい

三浦しをんさんの小説「愛なき世界」を読了しましたので、あらすじと感想について書いていきます。

おすすめ度は★3.8。
理系にとってのあるあるネタが盛りだくさん

著者の取材力は圧巻です。

ただし、恋愛ものを期待して読むと肩透かしでした。

この記事では、ネタバレを避けながら、あらすじとおすすめ度、感想を紹介していきます。

それでは本文。

目次

「愛なき世界」の概要

「愛なき世界」は、植物学の研究室が舞台の小説です。

洋食屋の見習い・藤丸陽太が、植物学研究者をめざす大学院生・本村紗英に恋をするという物語です。

2019年本屋大賞の7位の本です。

同じ2019年には、日本植物学会賞の特別賞も受賞しています。

2012年に本屋大賞1位を受賞した「舟を編む」でもおなじみの三浦しをん先生の著書です。

著者三浦しをん
出版社中央公論新社
発売日2018年9月10日(単行本)/2021年11月19日(中公文庫)
ページ数466ページ(単行本)
受賞歴2019年本屋大賞 第7位/日本植物学会賞 特別賞

あらすじ

恋のライバルは草でした(マジ)。

洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。

しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。

見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちに支えられ、地道な研究に情熱を燃やす日々…人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?道端の草も人間も、必死に生きている。

世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。

引用 : Amazon 紹介文

「愛なき世界」のおすすめ度は★3.8

「愛なき世界」のおすすめ度は★3.8です。

おすすめ度は以下の基準で決めています。

おすすめ度の基準

絶対に読め

優先的に読め

時間があれば読め

読まなくてもよい

時間の無駄

私の主観で考えているため、面白い本が★5とは限りません。

\詳しくはこちら!/

「愛なき世界」はこんな人におすすめ!

この本はこんな人におすすめ
  • 理系の研究室がどんな生活か興味がある人
  • 理系大学を卒業して「あーあるあるw」と感じたい人
  • 研究とはどんなものか知りたい人

逆に、恋愛ものを期待している人にはこの本はおすすめできません。

本の紹介文から恋愛ものかと勘違いしてしまうかもしれませんが、恋愛感は薄めです。

理系大学院の生活について書いた記事もありますので、気になった方はこちらもどうぞ。

「愛なき世界」のAmazonレビュー

「愛なき世界」のAmazonレビューは☆4と☆3がやや多い

「愛なき世界」のAmazonレビューの星の分布

「愛なき世界」のAmazonレビューは☆4と☆3がやや多いです。

mochio

個人的にも☆4はいかないくらいかなぁと思います。
☆3.8くらいにしておきたい。

「愛なき世界」はつまらない?気になったAmazonレビュー

「つまらない」に近い声として、気になったAmazonレビューを1つ紹介します。

前半は,作者の語りのうまさや植物学の薀蓄でそれなりに楽しめたのですが,後半のストーリーのスカスカっぷり,キャラクターの薄っぺらさに辟易しました.400ページを超える長編ですが,この話から植物学の話題を取っ払ったら,100ページくらいになるのではないでしょうか.

引用 : Amazonレビュー
mochio

植物学の実験内容とかを丁寧に説明されていますが、全く背景を知らない人(文系)の方が読むとちんぷんかんぷんかもしれないので、読み飛ばしちゃってOKな気がしました。

「愛なき世界」を読んだ感想

では、「愛なき世界」の感想について書いていきます。

理系の大学院生活がリアルに映し出されている

洋食屋の見習い・藤丸の視点から、植物を扱う松田教授の研究室の生活を映し出した物語です。

研究について何も知らない洋食屋の見習いの視点からみる研究室というのがリアルに描かれています。

例えば、こんなことが描かれています。

  • 癖のある隣の教授
  • 癖のある教授をフォローしようとする学生たち
  • 研究室の新規メンバーを獲得しようと奮闘する姿
  • セミナーや実験の様子
  • 実験器具・実験手法

私も理系の大学院を修了していますので、あーあるあるwって場面がたくさんありました。

上で挙げられていることも、あるあるって思っていました。

mochio

「あるあるwww」って思うところばかりで、読んでいて楽しかったです。

科学にある程度素養があったほうが楽しめる

本作品は、植物の遺伝子によって葉っぱが大きくなるかという研究をしている博士に焦点が当てられています。

そのため、研究や実験方法について説明部分があるのですが、ある程度知識があったほうが理解できます。

エッペンチューブだとかPCRだとか四重変異体とか・・・

初見だとわからないかもしれませんが、巻末に図で説明されているので、多少なりとも理解できるかもしれません。

終わりに

今回は三浦しをんの「愛なき世界」について書きました。

先生の本は、「舟を編む」を読んだことがありますが、先生の取材力とそれを文章にする力が半端ないですね。

よくリアルな生活を文章に落とし込めていると思います。

以上!mochioでした!

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