こんにちは。mochioです。
- 仕事で成果を上げたいんだけど、日々の業務で時間が終われる日々・・・
- 少ない時間で、大きな成果を上げるにはどうすればいいの?
- 会社で成果をあげたいけど、そもそも何から始めればいいか分からない
- 効率よく仕事をしてプライベートも充実させたい!
こんなことを考えている方におすすめの記事です。
今回は、木下勝寿 「時間最短化、成果最大化の法則」を読みました。
この本では、最短の時間で最大の成果を上げる思考方法について解説してくれています。
そこでこの記事では、ざっとあらすじの解説と、私なりのおすすめ度を紹介していきます。
おすすめ度は★3.4
私の中では上位に入る自己啓発本でした。

「時間最短化、成果最大化の法則」の概要:どんな本なの?

まずは、この本の概要を簡単に紹介します。
- 著者
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木下勝寿さん
(北の達人コーポレーション社長、一代で東証プライム市場に上場したすごい人) - 対象
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ビジネスで最短で最大の成果を上げたい社会人
- 特徴
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著者の会社で行われている社内研修の内容が盛り込まれている
この本は、「最短で成果を上げる」という視点の本ですが、副業や私生活を豊かにする「成果」とは少し違うのでビジネスに焦点を当てたい人向けだと思いました。
著者 木下勝寿さんについて
- 日本の実業家、マーケッター、作家
- 株式会社北の達人コーポレーション(東証プライム上場)の代表取締役社長
経歴
- 学生時代
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関西大学在学中に学生起業を経験。
- 就職
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卒業後、株式会社リクルートに入社。
- 独立と挫折
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リクルート退社後、独立するも事業に失敗し、一時期フリーターに。
- 起業
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2000年に北海道でインターネット販売を開始し、2002年に株式会社北の達人コーポレーションを設立。マンションの1室から事業をスタート。
- 上場
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独自のWEBマーケティングと管理会計を駆使し、会社を成長させ、東証プライム上場を達成。時価総額1000億円企業を一代で築く。
この本のポイント:思考アルゴリズムが成果を決める
著者の木下さんが言う「思考アルゴリズム」とは、簡単に言うと考え方の癖のこと。
成果=スキル×思考アルゴリズム
- スキル
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新人が1だとすると、ベテランは3であり、スキルによる成果の差はせいぜい3倍程度である。
- 思考アルゴリズム
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成果を上げている人は、そうでない人と比べて50倍の影響力がある
つまり、こういうこと。
- スキルを高めても、成果はそんなに変わらない
- 大事なのは、考え方の癖「思考アルゴリズム」を良いものに変えること
- 思考アルゴリズムを変えることで、成果が最大になる
この考え方は、めっちゃ納得できました。
確かに、スキルが高くても、対人関係だったり、仕事のスピードが遅かったら、成果があがらない=仕事できない みたいな印象を持ちますよね。
スキルだけじゃなくて、思考を変えることが大事なんですね。
本の内容をピックアップ:私が面白いと思った3つの法則
この本には、具体的な「法則」がいくつか出てきます。
そのなかでも私が面白いと思った法則を紹介します。
ピッパの法則
- ピっと思いついたらパっと行動する
- 考えている時間はない、すぐに行動!
- 10回チャレンジして1回成功すればいい
- 仕事ができない人は、1回の大当たりを狙って、いつまでも行動しない
最終目的逆算思考
- 何か問題があるとき、原因だと思っていることが実は原因じゃない
- 最終目的から逆算して考えることで、本当の原因が見えてくる
YouTubeで著者本人が解説している動画があるので、気になる人はチェックしてみてください!
タワーマンションの挨拶の法則
- タワーマンションの高層階ほど、富裕層が住んでいる
- 富裕層の人ほど、元気な挨拶をしてくれる
- 低層階の住民は、やる気のない挨拶をする
- 著者の考え:余裕があるから挨拶するのではなく、元気な挨拶をする人が富裕層になっていく

確かに、元気な人と声が小さい人、仕事をお願いするなら元気な人を選ぶよね
おすすめ度:★3.4! 私の中では上位の自己啓発本
私のおすすめ度は★3.4です。
おすすめ度は以下の基準で決めています。
- ★5
-
絶対に読め
- ★4
-
優先的に読め
- ★3
-
時間があれば読め
- ★2
-
読まなくてもよい
- ★1
-
時間の無駄
私の主観で考えているため、面白い本が★5とは限りません。



人が死ぬ描写のある作品は苦手なので、面白くても★は低くなってしまいます。
具体例が多すぎないのが、私にはちょうど良かったです。
一般的にビジネス書は、抽象→具体例、抽象→具体例という流れで書かれております。
具体例が多ければ多いほど、抽象に対する理解度が高くなりますが、くどくて嫌になるというのが私です。
この本では、具体例はありますが、適度な量であるので、分かりやすく、さらにスッキリとした内容になっているという印象を持ちました。
まとめ
今回は、時間最短化、成果最大化の法則
日本の投資家では知らない人がいないくらいの「北の達人」の社長が紹介している考え方を、分かりやすく、シンプルに解説してくれる本でした。
ビジネス書が苦手でも、あっさり読めるのでおすすめです。
以上!mochioでした。

