こんにちは。mochioです。
今回は、2013年に発売された本「ブログ飯」を読みましたので、印象に残った点と感想を書いていきます。
- 収益目的でブログを書こうと考えている方
- ブログを書いているところだが、なかなか結果を残せずにいる方
本書の内容は、ブログで収益を上げるための具体的なノウハウ本というわけではありません。
どちらかというとブログを書く上での姿勢や心構えについて語られているブログです。
そのため、著者のブログに対する思いをぶつけた内容になっております。
ブログ飯の目次
第1章 私が「ブログ飯」になるまで
- ごくごく普通のサラリーマン時代
- コラム:ブログとの馴れ初め
- 充実したサラリーマン生活から一転、無職へ
- タイムリミット、転機、そしてブログ飯へ
第2章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える
- 考え方編1 ブログ運営で最も重要なポイント
- 考え方編2 誰に何をどうやって伝えるか
- 初期・基本編1 わかりやすい文章を書くには?
- 初期・基本編2 ブログを書き続けるには?
- 運用編1 ブログを書く時間がないときは?
- 運用編2 ブログに書くネタがなくなったら?
第3章 継続して成果を出すブログの違い
- 応用編1 個性的で面白いブログにするには?
- 応用編2 面白い文章が書けないときは?
- 応用編3 なかなかファンが増えないときは?
- 応用編4 「飯が食えるブログ」は誰でも作れる
- コラム:それでもアクセスが集まらないのはなぜ?
第4章 個人でお金を稼ぐということ
- アフィリエイトとアドセンス
- 楽に稼げるなんて思ってはいけない
- そうは言ってもお金を稼ぐことは実は簡単
- その商品、友人に売れますか?
- 収益を左右する3つのリサーチ
- 稼いだ金は全部使え
- 情報の価値が報酬
- 収益は集中させない
- 一緒の方向を向いている仲間をつくろう
- レッドオーシャンを泳ぎきり、ブルーオーシャンを創り出せ
- コラム:広告を活用してみよう
第5章 SNSことはじめ
- ソーシャルネットワーキングサービスの特性と活用法
- SNSの肝は感情と極端
- お願い「いいね! 」に価値はない
- SNSはカンフル剤! ?
- ソーシャルネットワークは儲からない?
- コラム:ブログを使って急成長を遂げたウェブ制作会社に学ぶ、飯が食えるブログを運営するためのテクニック
第6章 突き抜ける技術
- 諦める力
- 失敗を恐れない
- バブルに踊らない
- アクセス数だけにこだわらない
- 成功者の真似だけしても成功しない
- リピーターや収益が生まれる仕組み
- コラム:アップデートとイノベーション
- あなたの独自性と誰得感のバランスを取る
ブログ飯の内容で印象に残った点
本書ではブログに対する考えや収益をあげるための姿勢について書かれています。
しかし8年前に発売された本なので、似た内容は「ブログ 初心者」で検索すれば出てくるかなーといった内容です。
なので、3~6章は飛ばし読みでもOKな気がします。
そのなかでも印象に残った点を紹介していきます。
普通のサラリーマンが会社を辞めてブログで飯を食べるまでのポイント
スマホ黎明期に「Xperia非公式マニュアル」というサイトを立ち上げ、収益をあげます。
Xperiaだけでなく、サムスンやシャープといった、Andoidスマホの使い方、アプリの紹介のサイトを立ち上げる。
一つの成功パターンんを水平展開をし、必勝パターンとすることに成功する。
そこで著者はブログで飯を食べるまでのポイントは以下のように言っております。
- 新しい商品/サービスがリリースされたら誰よりも早く、誰よりも詳しく、誰よりも多くの情報を提供する。
- 何かを経験したら「メモ」、「撮影」、「背景の調査」を忘れずに。
- 人は違いに価値を感じる。この人との「違い」「差」を広げることが大切。
- やり方に正解はない。オリジナリティが大切
ブログを運営するうえで大切なことは?
ブログを運営するうえで大切なことは「楽しむこと」「馬鹿になれるくらい好きなこと」「文章を書くこのが好き」かどうかです。
また、ブログを始める前に考えておきたいことは「何を書くか」「何のために書くか」を理解しておく必要があります。
- 「何を書くか」
-
最低30記事を書けるようなテーマなのか?
- 「何のために書くか」
-
なぜそのブログをあなたが始める必要があるか。
- 誰にあなたのメッセージを伝えたいか。
-
どのような表現手法であなたのメッセージを分かりやすく伝えるのか。
こういったことを意識することがブログ運営で大切なのです。
「ブログ飯」一番面白かったのはまさかのコラム部分
本書の後半では著者の染谷さんの奥さんが書いたコラムが載っています。
ブログで飯を食っていくと意気込み会社を辞めた著者のの奥さんの視点で書かれた内容で、その部分が本書の肝だと思います。
この奥さんがいたからこそ、著者はブログで収益を上げることができたと思わせます。
その理由は、みんなと同じが好きな横並びな性格であった著者をバリバリに突き抜けた個性ある人間にするように仕向けたからです。
その内容が以下の通り
- みんなと同じはダサい。他人軸で生きている男は超ダサいと繰り返し伝える。
- ミニシアターや美術館へ連れていき、イカれた本や洋服を買いあたえる。
- 思い切った選択をしたときは褒めちぎり、イケてないときはケチョンケチョンに落とす
こうして、著者に個性派のキャラを手に入れさせることができました。
また散歩中、夫に切れた内容も書かれております。
- 「いつどこで、どのように、何をして、どんだけ稼ぐのか答えなさい!」
- 「お前の仕事への情熱はとっさに聞かれて答えられないものなのか!」
- 「明確に答えられないのは、自分自身のや仕事のあり方が分かっていない証拠だ!」
- 「妻にも説明できないで、人様がお金を落とすわけがないだろ!」
と、著者をしかりつけ、さらにブログの内容を「分かりづらい!」と一蹴し、
細かい指摘を繰り返しました。
こうして、著者はブログで飯が食えるようになったと語っています。
奥さんのおかげで著者はブログで成功したということです。
おすすめ度は★ 2.0
ブログ飯のおすすめ度は★2.0です。
おすすめ度は以下の基準で決めています。
- ★5
-
絶対に読め
- ★4
-
優先的に読め
- ★3
-
時間があれば読め
- ★2
-
読まなくてもよい
- ★1
-
時間の無駄
私の主観で考えているため、面白い本が★5とは限りません。

人が死ぬ描写のある作品は苦手なので、面白くても★は低くなってしまいます。
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感想
ブログ飯を読んだ感想としては、少し前の本だから、今読むとちょっと情報が新しくないなぁという印象です。
ブログ運営の心構えは、今としては「ブログ 初心者」といったワードで調べれば、いくらでも出てきます。
それを7,8年前に先駆けて本として出版したということがこの本の良さだと思います。
本書の序盤の著者のブログで飯を食えるまでのエピソードと巻末のコラムの部分こそが、この本のオリジナリティな部分だと思います。
とりあえず、



奥さん本出してないの??
以上!mochioでした!