MENU
アーカイブ

【つまらない?】キスマイ藤ヶ谷さんのオススメ本の「傲慢と善良」【実写映画化】

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは。mochioです。

辻村深月の「傲慢と善良」を読了しましたので、感想を書いていきます。

★3.0 結婚についての価値観に共感できませんでした。

目次

「傲慢と善良」の概要

「傲慢と善良」は2019年3月に刊行された本で、2022年9月に文庫本化された辻村深月さんの本です。

文庫本版の解説には、「桐島部活やめるってよ」や「何者」で有名な朝井リョウさんが書かれてます。

mochio

話関係ないけど、表紙の女性が芦田愛菜ちゃんにしか見えない(笑)

キスマイの藤ヶ谷太輔さんが王様のブランチで紹介した本

「傲慢と善良」は2023年1月の王様のブランチでキスマイの藤ヶ谷太輔さんがおすすめの本3選で紹介されました。

登場人物について「あーいるいる、こんなひと!」と発言されていました。

藤ヶ谷太輔さんは以下の2冊もおすすめ本として紹介していました。
世界から猫が消えたなら』川村元気
正欲』朝井リョウ

下記のブログで紹介していました

受賞歴

  • 2019年度 第7回ブクログ大賞・小説部門大賞受賞
  • 累計部数 90万部(2024年6月時点)

10万部でベストセラーと呼ばれる現代ですので、90万部はメガヒット級です。

2024年9月 藤ヶ谷太輔主演で実写映画化

傲慢と善良は、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんで実写化されることが決まりました。

王様のブランチで藤ヶ谷さんが紹介していた時点では、もう撮影はされていたのでしょうか。

mochio

なんたる匂わせ。ファンじゃないと見逃しちゃうね

西澤架役に藤ヶ谷太輔さん、

「傲慢と善良」のあらすじ

婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》

貼り付け元

婚約者が失踪し、その謎を主人公が婚約者の周りを探り話を聞いていく内容。

本著後半は失踪した婚約者のパートとなり、真相が明らかになっていく話です。

恋愛ミステリーやサスペンスものではなく、男女の心理描写もりもりの価値観について考えさせる作品になっています。

「傲慢と善良」のおすすめ度 ★3.0

本書のおすすめ度は★3.0です。

おすすめ度は以下の基準で決めています。

おすすめ度の基準
★5

絶対に読め

★4

優先的に読め

★3

時間があれば読め

★2

読まなくてもよい

★1

時間の無駄

私の主観で考えているため、面白い本が★5とは限りません。

mochio

人が死ぬ描写のある作品は苦手なので、面白くても★は低くなってしまいます。

感想は?と聞かれたら、面白かったし、ちょっと泣いたんですけど、私に完全にはまった本ではありませんでした。

本書は結婚を控える男女の価値観について考えさせられる本ですが、本書の内容にあるようなマッチングアプリを使ったこともないし、お付き合いした相手に対して「ピンとこない」という考えになったこともありませんでした。

そのため、本書で書かれる男女の価値観はあまり共感できず、世の中難しいんだなぁと思いました。

要するに世間知らずです。

本書の登場人物
  • 過保護な親に育てられて、自分自身で考えることができないけどプライドだけは女性
  • 自己肯定感の高さから、相手を選り好みし続け、いざ婚活となった時に「ピンとこない」を連発する男性。

あーいるいる、こんな人たち。いやだよね。そんなちょっとイライラするような感覚になりました。

辻村さんの作品は何作か読んでいますが、心理描写をこれでもかと深く掘り下げているため、人物像のなまなましさがあります。

地方出身ゆえの、小さいコミュニティで生きてきた人たちの性格とか現実そのものでした。

良い本ではありましたが、他人に薦めたいかとしたら微妙です。

自分自身の価値観について考えるいいきっかけになる本ではありそうです。

表紙の女性は真美?なんか違う気がする・・・

傲慢と善良の表紙はイラストレーターの雪下まゆさんが書かれています。

そこで疑問に思ったことですが、傲慢と善良の表紙の女性はいったい誰なのか?

これはヒロインの真美であろうとは思いますが、私は納得いきませんでした。

表紙の人物と本書の中での真美にはちょっと乖離があるなぁというむずむず感がずっと残っていました。

そこで下記のポストを引用します。

真実には表紙の美人に見えてた、っていう真実の傲慢さ、自分可愛さの本性が表されてるんだと。

https://x.com/DeshitaRuru/status/1806175657262719220

確かに!と思いました。

書名傲慢と善良
著者辻村深月
出版社朝日新聞出版
発売日2022年9月7日
ページ数504ページ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

mochioのアバター mochio 社会人ブロガー

国公立の大学院修了後、町の工場へ就職した30歳の社会人。
大学での研究生活が縛りに縛られていたため、社会人になってからは興味を持ったものにはすぐに飛びつくようなる。
現在はサウナと読書が生きがい。
当ブログは、日常にあるものをちょこちょことレビューしていくブログです。

目次