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社会人になって継続して勉強しているひとは最強【「1日30分」を続けなさい 人生勝利の勉強法】

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こんにちは。mochioです。
「1日30分」を続けなさい 人生勝利の勉強法について読みましたので、
印象に残った個所を中心に内容をまとめていこうと思います。


本書がおすすめの方

  • いい大学を出ることができなくてコンプレックスを持っている人
  • 社会人になってから今、勉強したいけど勉強する時間が確保できない人
  • そもそもどうやって勉強したらいいかわからない人
  • 英語をマスターしたい人

と、いう感じで勉強指南本となっています。

目次

「1日30分」を続けなさい 人生勝利の勉強法の内容

「1日30分」を続けなさい 人生勝利の勉強法の著者の古市幸雄さんは以下の資格をもっています。

  • MBA(経営学修士)
  • TOEIC980点
  • 英会話はビジネス英語レベル
  • 中学・高校教員免許
  • MCSE(マイクロソフト認定システムエンジニア)
  • MCDBA(マイクロソフト認定 データベースアドミニストレーター)
  • MXSD for Microsoft.NET(マイクロソフト認定 ソリューションデベロッパー)
  • サン・マイクロシステムズ認定Javaプログラマー

これらのスキル・経歴を獲得できたのは、継続した勉強のおかげなのです。。

この本の内容をざっくりまとめるとしたら

  • 「1日30分」の勉強を続けると、年間300日とした場合、1年で丸9日、5年で44日、10年で88日勉強したことになる。
  • この勉強量は社会人になってから得ることは難しく、日本人の2割の人しか得られない。
  • つまり、社会人になってから勉強を継続することができれば、中卒・高卒、二流・三流大学卒のハンディキャップは簡単に克服できる。

ということです。
社会人の勉強に関して方法や目標設定、文房具まで細かく伝えているので、社会人の勉強指南本になります。

では、以下で僕が印象に残った部分をまとめていきます。

「1日30分」を続けなさい!の印象に残った内容

脳科学的に正しい勉強方法

人は、情報を記憶しても6日後には約76%を忘れてしまいます。
そのため、短期間に集中して勉強しても記憶として定着はしにくいのです。

では脳科学的に正しい勉強法というのは、

  1. ある項目を学習する
  2. この勉強の1週間後に復習する
  3. 最初の復習から二週間後に2回目の復習をする
  4. 2回目の復習後1か月以内に3回目の復習をする

この繰り返しになります。
定期的に情報を繰り返しインプットすることで、効率よく習得できるのです。

勉強に一番必要な要素は時間である

勉強の成果(y)はこのような公式にあてはめられると提案しています。

y = a × b × x^2 + C
y : 勉強の成果
x : 勉強時間
a : 教材・サービスの質
b : 集中力
c : 過去の勉強の蓄積

つまり、勉強の成果(y)はxの2乗のx部分が大きな要素なのです。
過去の勉強の蓄積や、集中力、教材の質も大事なのですが、勉強時間こそが成果には必要です。

さらにxは二乗であるため、継続的に勉強時間を積むことで、爆発的な成果を残すことができます。

勉強を続けることでみられる「悟り」

勉強を続けていても、すぐには成果はでません。

たいていの人は、短期間で成果が出ず自己嫌悪に走ってしまうことで、勉強を諦めてしまいます。

しかし、勉強の成果は短期間で出ることはなく、忍耐強く勉強することで目標に到達できるものです。

ここで僕の気に入った一文を紹介します。
勉強を続けていると、突然目の前に大海がひろがるように急に視界が開けて、ものごとがよく理解できるようになったと感じる瞬間があります。ある意味「悟り」にも似た体験ですが、こうした現象がまさに勉強の累積効果によるものなのです。

効率よく吸収する方法

効率よく吸収する方法とはズバリ、身銭を切ることです。
人は痛みを覚えないと真剣にならないからです。
身銭を切ることで「必ず投資のもとをとってやろう」という気持ちになります。

そのため図書館で借りて読んだ本は買った本よりも1/10の吸収量になるということを自覚するべきなのです。

効率よく吸収するコツとしては、あなたが勉強したことをだれかほかの人に教えるつもりで勉強することです。そして実際に覚えた知識を教えてあげると吸収力が数段に良くなります。

英語をモノにするための年間の英語勉強量

英語をモノにするための勉強量は1000時間であり、最低でも750時間は必要です。
つまり、1日30分の勉強時間では約5年半の期間が必要です。
英語が習得できないと悩んでいる人は、圧倒的に英語の時間が足りないからです。
もし、週1回40分の英会話スクールに通っていたのであれば、英語の習得はできません。
1年で34時間の勉強しかしていませんので、到底到達できないのです。

決断すること・目標を作ること

もし英語を習得したいと思っているならば、750時間から1000時間は必要なのですが、
大半の英語学習者はこの中間を行きます。
つまり、英語の勉強はしないわけではないけど、本気で勉強をするわけではない中途半端が一番いけません。
中途半端な勉強というのは勉強しているのに身につかない状態なので、金銭的・時間的・労力的に一番損をします。

ならば、いっそやるならやる。やらないならやらない。ときっぱりと決断しなければならないのです。

「1日30分」を続けなさいの感想

「1日30分」を続けなさいというタイトルなので、
「1日30分を続ければ人生が豊かになるよ(ささやきボイス)」
と、女神がささやいているような本かと思いきや、

「勉強しろや!ボケ!そんなんじゃあかんやろ!タコ!」
みたいなスパルタ気味の厳しめな本でした。

勉強に関する知識を、勉強時間の作り方から、おすすめの文房具、デスクライト・机といった細かい部分まで教えてくれる本で、勉強をあげるやる気を上げるためにはもってこいの本です。

あとあと知ったのですが、2007年ベストセラー・ビジネス書第1位で56万部を売り上げた本だそうで、なるほどと納得させられました。

これはオススメです。

以上!mochioでした!


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