- オープンイヤー型イヤホンを探している人
- 普段使いやスポーツで使える軽量で快適なイヤホンが欲しい人
- 耳が蒸れず長時間つけても疲れないイヤホンを求めている方
Shokzから2025年6月に発売された最新作、OpenDots ONEは、イヤーカフ型デザインでこれらのニーズを満たす注目のイヤホンです。
この記事では、実際に使ってみた感想をもとに、OpenDots ONEの魅力や特徴、どんな人におすすめかをレビューします。
特にジムでの筋トレやランニング、日常の「ながら聴き」に焦点を当て、メリット・デメリットを徹底解説します。
それでは本文

骨伝導で人気のShokzからオープンイヤー型イヤホンが発売!

Shokz OpenDots ONEは、Shokz初のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンで、2025年6月に発売されました。
骨伝導技術で知られるShokzが、空気伝導を採用したこのモデルは、耳を塞がないオープンイヤー設計で、軽量(片耳6.5g!)かつスタイリッシュなデザインが特徴です。
Dolby Audio対応で高音質、IP54防水、最大40時間のバッテリー駆動(ケース込み)など、スペックも充実しています。
主なスペック

主なスペックは以下の通り。
以下の情報は、調べれば容易にでてくるのでサクッと列挙だけに留めておきます。
- 発売日: 2025年6月12日
- 価格: 27,880円(発売時)
- 連続再生時間: 単体10時間 / ケース込み40時間
- 防水性能: IP54(防塵・防汗)
- 接続: Bluetooth 5.4、マルチポイント対応
- 機能: Dolby Audio、専用アプリ、ワイヤレス充電、急速充電(10分で2時間再生)
- 重量: 片耳6.5g
- 左右自動検知
- イヤホンの取り外し自動検知
- マルチポイント
- ワイヤレス充電可能
OpenDots ONEの魅力:使ってみた感想

それでは、ここからは私がOpenDots ONEを1ヵ月使ってみた感想を書いていきます。
1. 驚くほど軽く、痛み・違和感なし「装着してない感じ」
OpenDots ONEの第一印象は、「かるい!こりゃ疲れないわけだ!」という驚き。

片耳わずか6.5gで、装着していることを忘れるほどの軽さです。
耳に引っかけるだけのイヤーカフ型デザインは、圧迫感がほぼなく、長時間つけていても疲れません。
カナル型イヤホンのように耳の中が蒸れたり、痒くなったりする心配もゼロ。
夏場の暑い日や長時間の使用でも快適で、「通気性がよくムレないため、衛生的」と感じました。

夏にカナル型のイヤホンをしているといつも外耳炎になって痛い思いをしていたんですが、
そんな心配から解放されました。
2. スポーツでの使い心地:ジムではバッチリ、ランニングでは注意点も
ジムでの筋力トレーニングでは、驚くほど「全くズレない」と感じる安定感があります。
イヤーカフ型は耳をしっかり挟む設計なので、ウェイトトレーニングや軽い有酸素運動でも安心して使用できます。
一方、ランニングやトレッドミルでは、振動によって「やや下にずれる感覚」が少し気になることがあります。
特に汗で滑りやすくなるため、「運動中の汗で滑って落ちる感覚」が生じる場合も。
長距離ランニングでは、骨伝導バンド型(例:Shokz OpenRun Pro 2)の方がズレにくく、安心感があると感じました。
それでも、IP54の防水性能により、汗や軽い雨でも問題なく使えるのは嬉しいポイントです。
- ジムでの筋トレや短時間のランニング:ズレにくく、快適に使用可能
- 長距離ランニング:汗による滑りが気になる場合、骨伝導バンド型の検討をおすすめ
3. 普段使いでの快適さ:眼鏡やマスクとも相性抜群
普段使いでは「バンド型や耳掛け型は眼鏡や椅子のヘッドレスト、マスクに干渉してしまう」と感じていた方にも朗報。
OpenDots ONEはイヤーカフ型なので、バンド型に比べて耳の上部や後頭部に干渉せず、眼鏡やマスクとの相性が抜群です。
日常の家事や通勤、テレワークでの使用に最適です。軽量で「載せてる感じ」の装着感は、つけっぱなしでもストレスフリーです。
4. 音質:Dolby Audioで広がりのあるサウンド
音質は「音の広がりがこりゃすごい」と感動するレベルでした。
16mm相当のデュアルドライバーとBassphere™技術により、低音がしっかり響きつつ、高音もクリア。
Dolby Audio対応で、スピーカーで聴いているような自然な音像が楽しめます。
ただし、耳を塞がない設計上、騒がしい人混みで聞く場合は音量を上げる必要があります。
専用アプリで低音を強調するカスタマイズも可能で好みに合わせて調整できます。
カナル型と比べても遜色ない没入感も味わえました。
5. 会話や周囲の音との両立:「自分の声のボリュームが分かる」
オープンイヤー型の最大の魅力というのは周囲の音が分かるってところですが、それと同じくらい「自分の声のボリュームが分かる」ことも魅力的な点だと感じました。
ちょっとした買い物でも、イヤホンを外すことなくレジの人と会話することができます。
カナル型のイヤホンを装着しているときは、自分の声のボリュームの最適解が分からず、声が小さく相手に聞き取ってもらえないことがあります。
6.通気性が良く、夏の外耳炎とおさらば
私は、外出中イヤホンをつけっぱなしで自宅にいるときもイヤホンをつけっぱなしな暮らしをしています。
そうなってくると夏場は耳の中が蒸れてしまい、耳がいたくなり、病院に通うこともしばしばありました。
OpenDots ONEのイヤホンにしてから耳のトラブルの心配をすることなく、イヤホンをつけ続けることができて快適です。
7. 操作性は必要最低限
メリットととるかデメリットととるか人による部分ですが、イヤホン本体の操作でできることは…
- 電話の応答
- 音量の調整
- 曲の送り・戻し
- 曲の一時停止・再生
この4つの操作を、イヤホンをつまむ・ダブルタップ・トリプルタップのどれかで設定することができます。
シングルタップがないのは好印象。誤タップを防止してくれています。
8. 音漏れは未確認だが、ほぼないと同じである
申し訳ありませんが、音漏れに関しては検証していません。
そもそも音漏れしてもいいくらいに環境音がある屋外とかで使用しています。
これが図書館でとかなったら少しは気にする必要があるかもしれませんが、そういったシーンでは使っていません。
電車では環境音が大きいので使用してもいいと思っています。
参考にYoutubeで音漏れを検証している動画を紹介します。(17:16~)
この動画からみると、音漏れはほぼないと思っていいと思います。
9. さすがに寝ながらの使用は無理
ずっとイヤホンを付けていたい!と思って、横になって使用することもあると思いますが、さすがに寝ながらの使用は厳しいです。
決してできないわけではないのですが、耳の後ろの部分にイヤホンの硬いところが当たるので、ストレスはあります。
OpenDots ONEはどんな人におすすめ?


これまで使用した感想から、OpenDots ONEは以下のような方に特におすすめします。
- 普段使いで快適なイヤホンを求める人:軽量で眼鏡やマスクと干渉しないデザインは、通勤や家事、テレワークに最適。
- スポーツ用途(特にジム):筋トレや軽い有酸素運動でズレにくい。IP54防水で汗にも強い。
- オープンイヤー型を試したい人:耳を塞がないので、周囲の音を聞きながら音楽や通話を楽しみたい人に。
- 長時間使用でも疲れないイヤホンを求める人:ムレず、軽量で圧迫感がないので、長時間の装着も快適。
逆に、長距離ランニングや激しい運動をする方は、汗による滑りを考慮し、同じ価格帯であれば、骨伝導のバンド型(例:OpenRun Pro 2)を検討すると良いでしょう。


他に候補となるイヤホン
他に候補になり得そうなイヤホンも紹介してみます。
Shokz OpenFit Air


同じShokzの耳掛け型モデル。
OpenDots ONEの方が軽量で眼鏡との干渉が少ないが、OpenFit 2は装着の安定性がやや高い。
HUAWEI FreeClip


イヤーカフ型で類似のコンセプト。
OpenDots ONEはDolby Audioや低音の迫力で勝るが、FreeClipは価格がやや安価。
骨伝導モデル(OpenRun Pro 2)


長距離ランニングではズレにくいが、日常使いではOpenDots ONEの方が快適。
まとめ:OpenDots ONEは新定番のオープンイヤー型
Shokz OpenDots ONEは、「かるい」「装着してない感じ」「こりゃ音もすごい」と感じるほど、軽量で快適なイヤホンです。
ジムでの筋トレや普段使いでは抜群のパフォーマンスを発揮し、会話や周囲の音を聞きながら使える点も魅力。
音質もDolby Audioで満足度が高く、バッテリーやデザインも申し分ありません。
長距離ランニングでは汗による滑りに注意が必要ですが、総合的には「最高」と呼べる完成度です。
「耳を塞がないイヤホンで、快適さと音質を両立したい!」という方は、ぜひOpenDots ONEをチェックしてみてください。公式サイトやAmazonで購入可能です!



この快適さを知ってしまったら、もうカナル型には戻れない…
以上、mochioでした。

