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大学受験は必要なのか?人気塾講師の林修の考え【受験必要論】

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こんにちは。mochioです。

困っている人

大学入試って必要なの?
社会に出たら学校の勉強なんて意味あるの?

私も高校生のときになんで勉強するのかが分からず、よく思っていました。

この疑問に関して、有名塾講師 林修 先生の本「受験必要論」からその答えを紹介してきます。

林先生は受験は必要であると説いています。

その理由が以下の通りです

  • 社会に出て必要なものは創造と解決であり、この2つは受験で培われる
  • 16-18歳で1つのことに打ち込むことは大切なことである
  • 競争からは逃れられない

この3つを林先生の考えを基に説明していきます。

目次

受験が必要であると説明する前に

受験は贅沢品である

受験が必要・不必要を説明する前に、受験とは贅沢なものです。

受験をしなければ、食事をすることも、睡眠をすることもできないなんてことはなく、受験は全ての人に必要なのかは疑わしいことです。

経済的に受験ができない家庭がある状況なかでも、大学へ挑戦させてくれるなんて贅沢であり、取り組むのなら真剣に向き合わなければいけません。それが受験なのです。

受験のデメリットは偏差値以外の物差しがないこと

現在の社会があらゆる大学入試の偏差値以外の「物差し」を用意していないため、受験の勝者が全人的に優れていると錯覚させ、敗者を社会的に不当に低く評価してしまうことが、受験のデメリットです。

そのため、あなたをあらゆる角度から評価できる「物差し」が社会には必要です。

受験が必要であるという理由

社会に出て必要なものは創造と解決であり、受験で培われる

林修は社会に出て必要なものは創造と解決であると言っております。

理系

いかに新しいものを生み出していくか 【創造】

文系

社会で起きている問題を【解決】する必要がある

この2つです。

社会に出ると受験とは違い、答えが一つではない問題を解かなければなりません。

大学受験と大学での勉強で、答えのない問題を解くための基礎を作ることができるのです。

答えのない問題を解くための基礎を作る方法は「暗記」ではありません。

林修先生はこうも述べております。

「自分がわかるための方法を考えることが大事で、そこに至るまでのわからない時間が尊い」

考えることが受験勉強とその後の人生には大切なんですね。

16-18歳で1つのことに打ち込むことは大切

「大人として自立する手前の年齢である16-18歳で一つのことに打ち込むことが大切であり、もちろんそれが受験でなくともよい」と林先生は述べております。

受験とは、大人になる1歩手前で、自分は一つのことにどれくらい打ち込める人間なのか、一つのことに打ち込んで結果を残せるのか自信を得るための制度なのです。

なので、1つのことに打ち込めれば、それが受験でなくてもよいということですね。

林先生は、フィギュアスケートの浅田真央選手や野球の大谷翔平選手を引き合いに出し、1つのことに打ち込んだ人間は精神的に成熟できると言っております。

競争の原理からは逃れられない

現在の学校教育の現場では競争を嫌う傾向がありますが、現実は悲しいほど競争にあふれております。

自然界のシステムでは

  • 生きるために競争する「生存競争」
  • 生存競争で不利になったものは排除される「自然淘汰」
  • 生存競争で有利なものは生き残る「適者生存」

この3つに支配されております。

人間だけがこの原理から逃れることは不可能であり、生きることは競争なのです。なので受験も生存競争のひとつなんですね。

最後に(本を読んだ僕からひと言)

この記事では、林先生の受験に対する考え方について触れました。

僕だけでなくみなさんも、高校生や大学生のとき、何のために勉強しているんだろう・・・なんて思ったりしませんでしたか?

この本を高校生や大学生の方が読んでいただければ、受験勉強や勉強の目的が分かってきて、勉強に対する姿勢も変わってくるのではないでしょうか?

以上!mochioでした!

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